歯科コラム
使用するインプラントの本数が少ないオールオン4
従来、まったく歯がない方が美しい歯並びを取り戻そうとした場合、総入れ歯を入れるかインプラントを装着するかといった方法がとられてきました。
しかし、入れ歯ですと「痛い、噛みにくい、外れやすい」といったデメリットがあり、口の中を総入れ歯で覆うことで、味覚が変わってしまうこともありました。
インプラントでは、骨が薄い場合やあごの骨がない場合、骨の移植治療という大掛かりな手術をするか、治療自体をするのを諦めてしまうかということしか選ぶことができませんでした。また、インプラント治療では、チタン製のクギのようなものをあごの骨に埋め込んで義歯を固定しますが、埋め込む本数が多いほど治療は長引きますし、費用が高くなるので患者さんの負担も増えてしまいます。
あらゆる面で患者さんへの負担が少ない
オールオン4は、ポルトガルのDr.パウロ・マロが開発した画期的なインプラント治療法で、その名の通り、各4本(合計8本)のインプラントによって、上下12本の歯を支えます。
これまでのインプラント治療では、総入れ歯で自身にまったく歯がない場合、8~14本のインプラントを埋め込み、義歯を装着するのが一般的な治療法でしたので、オールオン4では、患者さんの精神面・身体面での負担はもちろん、費用面でも劇的に負担が軽減されたことがわかると思います。なお、装着前の検査でインプラントが6本必要になることがあり、この場合はオールオン6と呼ばれます。
これまでのインプラント治療では、総入れ歯で自身にまったく歯がない場合、8~14本のインプラントを埋め込み、義歯を装着するのが一般的な治療法でしたので、オールオン4では、患者さんの精神面・身体面での負担はもちろん、費用面でも劇的に負担が軽減されたことがわかると思います。なお、装着前の検査でインプラントが6本必要になることがあり、この場合はオールオン6と呼ばれます。
オールオン4の特徴
通常のインプラントの上部構造では、前歯と左右の歯の3パーツを作成します。オールオン4では埋め込むインプラントは4本だけですので、上部構造が一体化したワンピース型になるのが特徴です。ワンピース型のパーツをスクリュー式のねじでとめることで、装着後の歯科医による定期的な洗浄や点検をしやすくしています。また、パーツのすきまから汚れが付着してインプラント周囲炎になることを防ぎます。
オールオン4の特徴のひとつに、人工歯肉つきという点があります。歯茎つきにすることで、歯槽骨を失った方やあごの骨が薄い方でも、大がかりな骨移植手術を必要とすることなく、ブリッジに強度をもたせることが可能になります。
オールオン4の特徴のひとつに、人工歯肉つきという点があります。歯茎つきにすることで、歯槽骨を失った方やあごの骨が薄い方でも、大がかりな骨移植手術を必要とすることなく、ブリッジに強度をもたせることが可能になります。
最新のインプラント治療法オールオン4
オールオン4は、噛んで食べることに苦労されている方、既存のインプラント治療を受けるのが難しい方、入院しないで美しい歯並びを手に入れたい方などにおすすめしたい最新の治療法です。
ただし、装着できる・できないといった判断は歯科医が下しますので、適切な治療方針を示せる信頼できる歯科医に相談してください。
庄野歯科では、無料相談受け付けております!お待ちしております。
ただし、装着できる・できないといった判断は歯科医が下しますので、適切な治療方針を示せる信頼できる歯科医に相談してください。
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