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歯科コラム
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正しい歯磨きが大切!オールオン4のセルフメンテナンス

オールオン4は人工歯ですが、お手入れが不要というわけではありません。治療後は歯医者さんでの定期的なメンテナンスはもちろんのこと、毎日のお手入れがとても大切になってきます。オールオン4にしてみたいけれど、どのようなメンテナンスが必要になるのか心配している方のために、今回はオールオン4後のセルフメンテナンスについて庄野歯科がお話しいたします。

インプラント周囲炎は予防できる

インプラント周囲炎は予防できる

オールオン4に限らず、インプラントは人工歯なので虫歯になることはありません。しかし、適切なケアを怠っていると歯茎に埋め込んでいるインプラントの周りに汚れがたまりインプラントの周りの組織に炎症がおきてしまいます。これを「インプラント周囲炎」といいます。症状は天然歯の歯周病とにていますが、人工歯であるオールオン4の場合は神経が通っていないため、自覚がないまま進行してしまいひどくなるまで気がつかない場合があります。ひどくなるとインプラントが抜け落ちてしまう危険もありますが、インプラント周囲炎は適切なケアを行っていれば防ぐことができます。オールオン4治療後のメンテナンスがその後の状態に大きく関係してくるのです。

自分で毎日しっかり磨く

治療後のセルフケアで重要なことは、やはり歯磨きをきちんと行うことです。通常の歯ブラシに加え、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使って歯ブラシだけでは届かない隙間
の汚れも意識して口内を清潔に保つようにしましょう。毛先が一房になっているワンタフトブラシを使えば、歯ブラシだけでは届かない歯茎と人工歯の隙間も磨くことができます。
毎食後に歯磨きをするのが理想ですが、さっと歯の表面を走らせるような歯磨きでは回数をクリアしていても効果がありません。10分前後を目標にしてしっかり磨きましょう。

メンテナンスの重要性

メンテナンスの重要性

歯周病の中には「歯肉炎」と「歯周炎」がありますが、歯茎の炎症が進行して骨まで溶けてしまったものが歯周炎です。歯周炎によって溶けてしまった骨を元に戻すことは難しいでしょう。これはオールオン4治療をした後も同じことで、インプラント周囲炎になってしまうとオールオン4を継続することは難しくなってしまいます。
セルフケアに加えて、歯科での定期検診を受けることで歯周炎を早期発見することや歯垢を除去して口内を清潔に保つことができます。また、器具のチェックや噛み合わせの確認を行うことでより長くオールオン4を使い続けることでできるようになるので
定期検診はきちんと受診しましょう。

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