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歯科コラム
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オールオン4はどうやって出来たの?オールオン4は非凡なセンスが生んだ技術!

最近、オールオン4というインプラント治療が注目されています。これは、最小4本のインプラントを埋め込むという治療法ですが、以前までのインプラント治療に比べ、歯をすべて失っていている場合でも治療が可能であったり、費用が安く済む、ストレスが軽減されるなどのメリットがある点から利用者が増えているのです。

インプラント治療の歴史

インプラント治療の歴史

インプラント治療は年々研究されており、実は今もなお発展を続けています。一般の人に向けて現在のような手術形態のインプラント治療が施術されたのは1960年代からですが、インプラントの歴史は非常に古く、最古のインプラントは紀元前約550年代のもので、トルコの古墳から石製インプラントが発見されました。このような時代から歯医者さんがいて、インプラント治療をしていたなんてすごいですね。
金属製のインプラントの使用がはじまったのは、1800年から1900年のはじめで色々な形態の物が試みられたようです。1952年にスウェーデンの教授がチタンと骨が結合するのを発見したことにより、現在のインプラント技術が確立されました。

オールオン4の開発

オールオン4はインプラント治療の最先端の歯科治療法です。1993年にポルトガルの医師、Dr.パウロ・マロによって開発された最小限の手術によって健康的な歯を取り戻すことのできる魅力的で大変画期的な歯科治療法といえます。全ての歯を失ってしまった場合でも4本のインプラントで12~14本の歯を支え、上下顎ともにする場合は8本のインプラントで最大28本の歯を支えることができます。また、見た目も美しく、仕上がりもキレイになるだけでなくインプラントの残存率は20年で上顎なら90%以上、下顎では95%と高い水準となっています。

Dr.パウロ・マロのセンス

Dr.パウロ・マロのセンス

インプラントを傾斜させて埋入するという治療法自体は、Dr. パウロ・マロが考え出した新しいアイデアではありませんが、最小4本のインプラントのみで12本分の義歯を支えるというオールオン4の術式をシステム化したことや、この治療法を「オールオン4」と命名したことは、 彼の非凡なセンスを感じると言っている歯科医師もいるほど画期的な治療です。Dr.パウロ・マロの非凡なセンスによりインプラント手術の大変さと難しさ、治療が高額になる、治療期間が長いといった障害を一気に解決することができました。
今現在もまだまだ研究が進められているインプラント治療、この先どのような新しい治療法が発見させるのか、期待しましょう。

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